告別式やお葬式[葬儀]のお布施について

お布施 : 『人生の結び』と 『その先にある未来を結ぶ』一般社団法人終活・相続の窓口では、第一線で活躍する各種専門家の総動員により、多くのもしもに備え、人生の最期を安らかに迎え、家族の負担を減らし、トラブルを防ぐお手伝いを致します。

告別式やお葬式[葬儀]のお布施について

お布施とは

お布施とは、お坊さんへ読経と戒名をつけてもらう謝礼として渡すものです。ご本尊へ捧げるという意味もあります。読経や戒名の対価ではなく、あくまで気持ちとして渡すものですので、決まった金額はありません。

葬儀・告別式のお布施の内訳

葬儀のお布施には、読経、戒名、お車代、御膳料が含まれています。読経は、葬儀・告別式で行うすべての読経の謝礼として贈ります。通夜読経、告別式読経、炉前読経などがあります。

戒名は、ランクがあり、生前のお寺との関係性、社会貢献などによって決められます。お車代は、お坊さんの交通費です。もし、こちらから車を手配し、迎えにいくのであれば必要ありません。御膳料は、葬式の際、お坊さんが会食に参加しない場合に渡します。

葬儀・告別式のお布施の相場

お葬式のお布施は、金額は決まっておらず、地域や宗派によって変わってきます。全国平均はおよそ40万円から50万円ほどと言われています。関東や中部地方が比較的高く、40万円から60万円ほどになります。北海道や東北、中国・四国地方は安く30万円から35万円ほどです。

いくら払えば良いか悩んだら、お坊さんに聞いても失礼にはあたりません。また、葬儀屋さんに相場を聞いても良いでしょう。

葬儀・告別式のお布施の書き方

お布施は、奉書紙や白の封筒、地域によっては水引に包みます。表に「お布施」、「御布施」と書くのが一般的です。その下に、名前をフルネームで記入します。薄墨ではなく、普通の墨で書くようにしましょう。中袋は、裏面の左側に住所と名前を、右側に金額を記入します。金額を書くとき、頭に金と書き、漢数字は旧字体を使ってください。

葬儀・告別式のお布施の渡し方

葬儀や告別式でお布施を渡すタイミングとしては、通夜から初七日までの間いつ渡しても問題ありません。お車代と御膳料は通夜の日に渡して、後日お布施を渡することもあります。お布施の渡す時は、手で直接渡さず、お盆にお布施をのせて渡します。袱紗に包んで渡す場合もあります。一言お礼を添えて渡しましょう。