エンディングノートに書くべき形見分け遺品の整理(処分品リスト)

形見分け遺品の整理(処分品リスト) : 『人生の結び』と 『その先にある未来を結ぶ』一般社団法人終活・相続の窓口では、第一線で活躍する各種専門家の総動員により、多くのもしもに備え、人生の最期を安らかに迎え、家族の負担を減らし、トラブルを防ぐお手伝いを致します。

エンディングノートに書くべき形見分け遺品の整理(処分品リスト)

エンディングノートに書くべき、遺品の整理・形見分けについて

ここでは【遺品の整理・形見分け】のテンプレートでしばしば取り上げられる内容について、具体的なサンプルを挙げながら、書くときのポイントや注意点をお伝えしていきます。

【遺品の整理・形見分け】のうち、とくに形見分けについては、記載する際にさまざま配慮を怠ると、感情的なトラブルのもとにもなりかねません。防止するためには、公平な分配をすること、そしてご本人のお気持ちをきちんと書き記しておくことが大切です。

ただし、ひと口に「公平な分配」といっても実現するのは難しいものです。たんに分配品の金銭的価値が同額になるよう、すべての人に振り分けることが公平とも言えません。介護をしてくれた、普段から特別にお世話になってきたなどの方にも同額程度の形見分けをすると、同額であることが不公平に思われるものです。

全員が分配に納得してくれることを意識して、エンディングノートにしっかりと「形見分けをする品の由来」「おおよその金額に換算した経済的価値」などとともに、「その品をその人に譲る理由や思い」をしっかり綴っておく必要があります。

■形見分けリスト■

品名/遺品の詳しい説明/保管場所/差し上げる方の氏名・連絡先・関係/差し上げる理由/差し上げる方へのメッセージ/備考

■遺品の整理・処分の方針■

すべて廃棄処分してほしい/使えるものはリサイクル・寄付に出す/家族にすべてまかせる/その他

■遺品の個別整理リスト■

品名/遺品の詳しい説明/保管場所/希望する処分方法/備考

遺品の整理が大がかりなケースでは、自宅に引き取りにきてくれる業者をあらかじめ選び、指定しておくのもひとつの方法です。ただし遺品の引き取りを無料でおこなう、あるいは買い取りをするとうたっている業者もありますが、それらの中には、いざ引き取りにきた段階で「これらの物品の処分には費用がかかる」と申し出るケースもあり、トラブルにつながりかねません。選定には充分に気をつけましょう。