エンディングノートに書くべき解約をお願いしたいものなど
エンディングノートに書くべき、各種解約手続きについて
ここでは【解約のお願いなど】のテンプレートでしばしば取り上げられる内容について、具体的なサンプルを挙げながら、書くときのポイントや注意点をお伝えしていきます。
パソコンやスマートフォンなどを日常にお使いの方々にとってはとくに、【解約のお願いなど】は、エンディングノートに欠かせない大切な連絡事項になります。さまざまなオンラインサービスに加入していたり、ショッピングサイトを利用したり、フェイスブックなどのSNSに加入している場合、ご自身が旅立った後にどのように処理するべきかを決め、作業のお願いを記しておきましょう。
■携帯電話■
加入会社名/電話番号/メールアドレス/契約者名/支払口座など/解約などの連絡先(サポートセンターなど)/データの処理に関するお願い/備考
■パソコン■
パソコンのメーカー名と機種名/パソコンのサポートセンター連絡先/パソコンのIDとパスワード/パソコン内の重要データの場所・ファイル名・内容・処理の方法/そのほかのデータの処理について/インターネット契約プロバイダ名・解約などの連絡先(サポートセンターなど)/利用しているメールサービス・保有しているメールアドレス・処理の方法/備考
■利用しているウェブサービス一覧■
利用サービスサイト名/会員番号/ID/パスワード/登録メールアドレス/有料の場合の支払い情報/データや契約に関する処理の方法/サポートセンター連絡先/処理の必要の有無/備考
■利用しているその他のサービス一覧■
利用サービス名/会社名/契約者名・会員番号・ID・登録電話番号/契約内容/支払い情報/会員証等の有無・保管場所/サポートセンター連絡先/処理の必要の有無/備考
中にはご自身が旅立たれた後であっても、知られたくない情報があるかもしれません。そのような場合は、あらかじめ選んだ業者を指定し、そこにパソコンやスマートフォンなどを持ち込んでデータ削除をしてもらうよう書き残しておくとよいでしょう。亡くなった方であってもプライバシーは尊重されるべきですから、そのような意思を伝えてかまいません。