エンディングノートに書くべき保険・私的年金(個人年金、企業年金)

保険・私的年金(個人年金、企業年金) : 『人生の結び』と 『その先にある未来を結ぶ』一般社団法人終活・相続の窓口では、第一線で活躍する各種専門家の総動員により、多くのもしもに備え、人生の最期を安らかに迎え、家族の負担を減らし、トラブルを防ぐお手伝いを致します。

エンディングノートに書くべき保険・私的年金(個人年金、企業年金)

エンディングノートに書くべき、保険・年金に関する事

ここでは【保険・年金】のテンプレートでしばしば取り上げられる内容について、具体的なサンプルを挙げながら、書くときのポイントや注意点をお伝えしていきます。 

【保険・年金】に関する書類は、家庭の重要書類として普段から決まった場所に保管されているケースがほとんどです。しかしすでに契約が切れたものが含まれていたり、書類が膨大なため、実際に現在どの保険や年金に加入しているのか把握しにくいことが多いものです。そのためエンディングノートで一覧できるリストにしておくことが大切です。

■生命医療保険・損害傷害保険■

保険会社名/連絡先/担当者名/保険契約の種類・内容/証券番号/証券の保管場所/満期年月日/契約者名/被保険者名/保険金受取人/保険金額/支払満了期日/備考

*生命保険、医療保険、火災保険、地震保険、自動車保険などの損害保険のそれぞれについて、ご自身が契約者になっているもの、受取人になっているものの両方を記します。

■公的年金■

基礎年金番号/最寄りの社会保険事務所/年金支払い口座(金融機関名・支店名・口座の種類・口座番号)/年金受取り口座(金融機関名・支店名・口座の種類・口座番号)/年金手帳等の保管場所/国民年金基金や厚生年金基金などの基金名と連絡先/備考

■個人年金・企業年金■

年金保険の名称/会社名/担当者名/連絡先/証券番号/契約者/被契約者/受取人/払込終了年月日/年金開始日/年間の年金額/保険証書・契約印の保管場所/備考

後に遺す家族が生活の不安を抱えないように――。そんな思いで生命保険や国民年金基金、個人年金などに加入している方もいらっしゃるでしょう。でも、加入していることを伝え忘れたり、書類や契約印を整理しておくのを忘れてはいけません。

保険・年金に関して、きちんと理解しているのは普段から管理している方だけです。遺された方々が困らないよう、書類をまとめておくだけでなく、エンディングノートに加入しているものの一覧を記載し、全体像を把握しやすいよう整えておきましょう。