葬儀[お葬式]のトラブルや喧嘩を避けるため

お葬式のトラブルを避ける

親族間のトラブル

お葬式の親族間トラブル

費用でのトラブル

やはり最も多い親族間のトラブルは、費用のことです。最近では、あまり費用をかけない小規模な葬儀が増加しています。しかし、親族によっては、費用をかけないなんて故人がかわいそう、故人への感謝が足りないのではないか、などといった指摘を受けることがあります。

葬儀の費用は、喪主が出すという法律や規則はなく、複数の人が負担しても問題はありません。しかし、古くから日本では葬儀費用は喪主が出すことになっており、親族が出すことは基本的にはないでしょう。

それなのに、親戚の価値観に合った葬儀をしなければならないとなると、トラブルになるのも当然かもしれません。

そういったトラブルを回避するには、親族の理解が必要になります。費用をあまりかけられないのであれば、正直に説明する方が納得してもらいやすいでしょう。

家族葬でのトラブル

家族葬は遺族だけ、遺族と親しい人による葬儀になり、家族葬の範囲も人それぞれになります。しかし、葬儀といえば、参列者を多く募るものとイメージする方が多く、親族間でトラブルになることがあります。

家族葬を行ったあとから、親戚から知らされていなかった、参列者を募るべき、などと指摘を受ける可能性があります。反対されることもあるでしょう。中には、親族からの要望でもう一度葬儀をするケースもあるほどです。こうなった場合、その親族とは疎遠になることが予想されます。

トラブルを回避するためには、家族葬の理解が必要です。親戚はどの範囲まで知らせるのか、できれば事前に話し合っておくことが大切です。

地域や宗教によってのトラブル

葬儀は、宗教によって大きくしきたりや風習が違います。同じ宗派でも、地域が違えばしきたりが異なることもあります。

そういった宗教や地域の違いから、親族が気に食わないこともでてくるでしょう。トラブルを回避するには、亡くなった故人の宗教、地域を尊重した葬儀にすることが1番です。ただ一人で決めてしまえば、親族も納得いかないでしょう。周りと相談しながら葬儀を行うことも大切です。

葬儀屋さんとのトラブル

お葬式でありがちな、葬儀屋さんとのトラブル

広告でのトラブル

葬儀屋さんの中には「葬儀一式○○円」と広告を打っていることがあります。そのような広告を見て葬儀会社を決める人も多いでしょう。しかし、請求書を見たらそれ以上の金額だったということがあります。

それは一式の認識の違いから生まれます。葬儀には、葬儀費用、お布施、実費などあらゆる費用が必要です。葬儀屋さんの一式の認識は、自社でかかる部分のみの可能性があります。ですから、広告だけを鵜呑みにせず、全てでどのくらいかかるのか、どれほどしてもらえるのかを確認することが大切です。

追加料金でのトラブル

葬儀屋さんとのトラブルで1番多いのは、追加料金でのトラブルです。最初に提示してもらった金額に追加料金として多く加算されてしまいます。追加料金がかからないと記載があっても、人件費は別途などなっていることもあります。

こういったトラブルを防ぐには、見積もり書に必要なものがあるか確認することが重要です。葬儀が始まってからでは遅いので、葬儀を行う前に追加料金が発生しないかしっかりと確認してください。

打ち合わせでのトラブル

葬儀屋さんも商売でやっているので、高い費用でやってくれる方が嬉しいでしょう。中には、営業トークでグイグイと押してくることもあります。自分はそこまで費用はかけないという意思を持っていても、故人が恥をかいてしまうなどといった言葉をかけられれば流されてしまいます。その結果、必要以上の立派な葬儀になり、高額な費用を請求されてしまうことになります。

こういったトラブルを回避するためには、葬儀屋さんを1社だけ見て決めるのではなく、複数社と比べてみることが大切です。もちろん、自分の意思をしっかり聞いて葬儀を行ってくれる葬儀屋さんはあるので、選択肢を広げてみていきましょう。

病院の指定業社でのトラブル

病院で亡くなられた場合、病院から指定の葬儀屋さんを紹介されます。その病院でお世話になったこともあり、安心して依頼する人も多いでしょう。しかし、他の葬儀屋さんより費用が高い場合がほとんどです。

決してその葬儀屋さんに頼まなければならないということはありませんし、他の葬儀屋さんに来てもらうことも可能です。葬儀までの時間はないから早くしなければ、という思いもありますが、一旦安置をしてもらえば、他の葬儀屋さんと比較する時間もあるはずです。

バタバタと葬儀屋さんを選べば失敗する可能性もあがります。できれば事前相談をしておくことをおすすめします。

火葬場でのトラブル

火葬場でのトラブルを防ぐために

火葬場の順番待ち

最近の火葬場では、順番待ちをすることがあります。ご遺体の焼却が追いつかず、10日以上待たされる場合もあります。特に関東など人が多い地域では、仕方がないことかもしれません。その場合、ご遺体保存のためにドライアイスを用意することになります。火葬の順番までの日数のドライアイスを用意し、ご自宅で保存する可能性があることを頭に入れておくことも必要です。現在では、インターネットでドライアイスを購入することができますし、わからなければ葬儀屋さんに相談しましょう。

火葬場でのマナー

火葬場でもマナーがあります。火葬場の行くときの車に乗り込む順番や、骨上げの仕方などがあるので、知っておくと良いでしょう。また、火葬しているときは、1時間から2時間ほどの時間がかかるので、その間の待機時間をどうするのか手配も忘れないようにします。地域によって、食事をすることもあるので葬儀屋さんや周りに相談しましょう。

直葬でのトラブル

亡くなられて、葬儀を行わずそのまま火葬だけを行う「直葬」というものがあります。直葬は、葬儀や告別式を行わないことから費用を抑えられるのでそういった遺族も増えてきています。火葬のみとだからいって、火葬場に行けばすぐ火葬されると思いがちですが、すぐできるわけではありません。死後24時間以内の火葬はできないのです。ですから、ご遺体を預かる場所が必要になります。

火葬場、葬儀屋さんなどがありますが、受け入れてもらえなかったり、霊安室がなかったりということがあります。そういった場合は、ご自宅で安置することになりますので上でも記述したドライアイスが必要になります。

火葬場でのお経

上で説明した直葬の場合でも、お坊さんを呼んでお経を読んでもらう場合があります。もし、菩提寺があるのであれば、お寺に相談してみましょう。相談せずに直葬してしまうと納骨を断られてしまうことがあります。

菩提寺がなければ、葬儀屋さんに依頼することになります。葬儀を行わないからといってどこの葬儀屋さんでも良いというわけではありません。もし、ただ安いからといった理由で葬儀屋さんを選んでしまったら不愉快な思いをすることもあるでしょう。火葬場でトラブルにならないようにしっかりと選びましょう。