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熱中症対策 その3

世田谷区を拠点とする、司法書士・税理士・財務コンサルタント・葬儀社による、終活・相続の専門家集団、一般社団法人終活・相続の窓口のスタッフの臼井と申します。

今年も夏が来ましたね、そして毎年、最高気温が上がっていている様に思えます。

実際、温室ガス効果のせいで、過去に比べると、世界的に平均気温は上昇しているそうです。

微力ではありますが、こちらのブログから、熱中症をご理解いただいて、身を守るお役に立てればと思います。

今回はその最後の回になります。

 

熱中症の症状

 

熱中症の疑いのある症状

① めまい

② 失神

③ 頭痛

④ 吐き気

⑤ 筋肉痛

⑥ 筋肉の硬直

⑦ 大量の発汗

⑧ 高体温

⑨ 倦怠感

⑩ 虚脱感

 

熱中症の対処

 

屋外の場合

 ① 涼しい場所への移動

② 必要があれば脱衣、および身体の冷却

③ 水分・塩分の補給

 

屋内の場合

 ① エアコンをつける、エアコンの設定温度を下げるなど、屋内の温度、及び身体の冷却

② 水分・塩分の補給

 

熱中症の対処に対する改善が見られない場合

 

医療機関への搬送

 

医療機関における熱中症の治療

 ① 全身の冷却

② 脱水に対する水分補給

③ 電解質の異常に対する補正

④ 酸塩基バランスの補正

 

冷却方法の種類

医療機関では冷却方法が何種類も採られており、その為にどういった経緯で、その熱中症の患者が搬入されたか、といった状況を把握している人が、医療機関まで付き添われると、適切な処置が迅速に行われるために、非常に有益です。

 

医療機関においては、以下のような方法で熱中症に対処しています:

 

体表から

 ① 「氷枕」や「氷嚢」を頸動脈、脇の下、太腿の付け根に置き、体表に近い太い血管内を流れている血液を冷やします。

 ② 冷水を通している「冷却マット」を身体の下に敷いたり、身体の上にかぶせたりします。

 ③ 水で湿らせたガーゼを身体の表面の広い部分に載せ、扇風機で送風する「蒸泄法」を行います。

 ④ 全身にぬるま湯や常温の水を霧状にして吹き付け、扇風機で送風する「ウォームエアスプレー法」を行います。

 

体内から

 ① 胃、又は膀胱に、「胃管」、または「膀胱カテーテル」と呼ばれる管を挿入し、冷却水を使用して、胃壁、及び膀胱壁を流れている血液を冷やします。

 ② 「人工透析」により、血液を体外に出している間に、物理的に血液を冷却し、その冷やした血液を体内に戻します。

 

熱中症の重症度

熱中症は、Ⅰ度からⅢ度まで分類されています。

この中で、医療機関への搬送が必要な症状がⅡ度以上であり、特にⅢ度になると、集中治療室での集中治療が必要になります。

 

Ⅰ度:熱失神や熱痙攣と呼ばれています。

主な症状は、眩暈、失神、筋肉痛、筋肉の硬直、手足のしびれ、気分の不快が挙げられます。

 

Ⅱ度:熱疲労と呼ばれています。

主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感が挙げられます。

 

Ⅲ度:熱射病と呼ばれています。

主な症状は、Ⅱ度のそれに加え、意識障害、痙攣、手足の運動障害、高体温、肝機能異常、腎臓機能障害、血液凝固障害が挙げられます。

 

医療機関へ搬送された熱中症患者の重症度の割合

外来受診のみ:27%

点滴治療:65%

入院:7.8%

死亡:0.1%

 

熱中症は危険な症状です

熱中症は、割合としてはわずかながらも、死亡の可能性のある症状です。

死亡まで至らずとも、入院による治療が必要なケースも多数あります。

そして、この症状は年齢や性別に関係なく発症します。

真夏の生活の際には、屋内外問わず、常に脱水症状や体温の上昇に気を配るようにしましょう。